日本初の人工港をひらく

鏡天満宮/福岡県福岡市

リバレインのはさまに

福岡県博多の繁華街「中洲」を流れる川沿いに、大きな複合商業施設「博多リバレイン」があります。ホテル、演劇場、美術館などが入居した3棟のビルがどっしりとそびえています。

博多リバレイン

この博多リバレインの3棟のビルの間の猫の額ほどの土地に、実は清盛のゆかりがひそんでいるのです。

  • 鏡天満宮
  • 鏡天満宮
  • 延喜元年(901年)菅原道真が大宰府に左遷され博多に到着した時に、休息をとり、鏡で疲れきった顔を映した場所だと伝えられています。

道真ゆかりの神社…の鳥居の脇が今回の清盛ゆかりポイント。鳥居の脇に小さな石碑があるのですが、これが要注目なのです。

  • 渡唐口跡
  • 渡唐口跡
  • 遣隋使、遣唐使の船が接岸した場所だと言われています。

石碑の「渡唐口跡」の字の下部をよく見ると「袖湊 冷泉津」と彫られています。「冷泉津」とは博多湾の古称です。そして「袖の湊(そでのみなと)」が今回の本題。

清盛は保元3年(1158年)41歳のときに大宰大弐(だざいのだいに)、いわゆる大宰府の長に任じられました。大宰府は外国からの脅威に対する最前線基地としての国防上の意味のほかに、貿易などの通商上の意味もありました。清盛はこれを機に貿易での権益拡大を狙います。
そこで船の出入りの中心は博多になるので、大宰府ではなく博多に貿易拠点を作りました。つまり港を拓いたのです。それが「袖の湊」。日本で最初の人工の港とされています。港は女性の振袖の形に似ていたことからその名がつき、人工島は「沖の浜」と呼ばれて博多の港町に発展していきました。
清盛は大規模な公共事業をいくつも行っていて、これはそのうちのひとつになります。

  • 血曼荼羅
  • 博多古図
  • 赤丸で囲っている部分が「袖の湊」です。現在では埋め立ても進み、周囲の環境は当時と様変わりしてしまいました

清盛はこの「袖の湊」を拠点に日宋貿易に力を入れ、ますます経済力をつけていくのです。



  • より大きな地図で 鏡天満宮 を表示
  • 鏡八幡宮
  • 住所 福岡県福岡市博多区下川端町3-1
  • 電話 092-263-1525
  • 開門時間 見学自由
  • 拝観料 無料
  • 交通 福岡市営地下鉄箱崎線中洲川端駅 徒歩2分


  • 現地の風情をお取り寄せで愉しむ
  • 博多食材工房 辛子明太子
  • 博多といえば辛子明太子。数ある辛子明太子の店のなかでも「博多食材工房」の辛子明太子の評判は上々。その理由はなんといっても価格の安さ。もちろん安いだけじゃなく味の方もしっかり上物です。なによりリピーターが多いのがその証ですね。一度食べるとやみつきになってしまうかも。


  • 次のゆかりの地を訪ねる
  • 時代順に見る

→ページトップへもどる

お問い合わせ・サイトのご利用条件・プライバシーポリシー・本サイトに掲載している写真について
Copyright(c)2012 平清盛ゆかりの地を訪ねる All Rights Reserved